スキー場から見下ろす奥只見ダム
奥只見ダムの近くには、奥只見丸山スキー場があります。奥只見丸山スキー場は例年、12月から1月上旬にかけての冬シーズンと、3月下旬頃から5月にかけての春シーズンにオープンします。1月中旬から3月にかけてはシルバーラインが通行止めとなるため、スキー場はクローズします。そのため、2シーズンに分けて営業をする珍しいスキー場です。
奥只見丸山スキー場のリフトや山頂からは奥只見ダムやダム湖を見下ろすことができます。積雪時は奥只見ダムの堤体には行くことができませんが、スキー場から見下ろすというちょっと変わった体験ができます。
今回は奥只見丸山スキー場の山頂やリフトなどから見下ろす奥只見ダムを紹介したいと思います。(写真は2018年のものです。)
4月初旬

奥只見丸山スキー場の山頂ロッジ

山頂ロッジの近くからは奥只見ダムが眼下に見えます。(ちょうど木が重なってしまいましたが。)

奥只見湖と山々

スキー場のリフトからは奥只見ダムとダム湖を見下ろすことができます。

スキー場のリフトから見える奥只見ダム。谷をせき止めていることがよくわかります。
5月中旬

5月は雪が少なくなりましたが、山頂からはダム本体はよく見えませんでした。

奥只見湖と周囲の山々。山頂付近は雪がありますが、湖の周囲は新緑に彩られています。

スキー場のリフトから見える奥只見ダム

リフトから見える奥只見ダム。4月初旬の写真と比べてみてください。
このように、4月と5月とで奥只見はずいぶん様子が変わります。スキーやスノーボードをしながら、奥只見ダムや景色の変化も楽しんでみてください。
この記事を書いたのは...

- ダムの知識ガイド:目黒公司
- 一般財団法人日本ダム協会が任命するダムマイスター(一般)。
これまでダムについての講演などを開催。新潟県魚沼地域振興局の『うおぬまダム周遊MAP』制作監修。過去に開催されたダムの見学ツアーではバス車内ガイド等を担当。